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住宅デザイナー、建築、設計 | Froots House | 大阪 和歌山 神戸

​工程

家づくりの『工程』をご紹介します。

​1. 基礎編

地盤を掘削し、砕石を敷き詰め、転圧工事で地盤を固め、防湿シートを敷き詰めます。 地面から上がってくる湿気を予防します。その後、捨てコンクリートという基礎底面を平らにならして基礎を作る為の基準線などを引いていきます。 

基礎コンクリートの骨組みである基礎配筋を施工します。配筋は、主筋を13mm、他を10mm、配筋ピッチを200mmにて施工します。

そしてコンクリートの打設です。 流し込まれた生コンクリートにバイブレータ-と呼ばれる機械で振動を与え、内部の気泡を抜いて締固めます。コンクリート強度24N/㎡以上が基準です。

​2. 建て方編『フレーミング』

建て方とは、家の骨組みを組み立てていく工程です。 家の耐震性に重要な骨組みを2x4,2x6工法で設計します。

床、壁、天井の6面体の壁(面)で家を支える構造です。

 

床断熱はポリエチレンフォームG3種90mmを使用し、

床の構造用合板の厚みは1階28mm、2階15mmのものを使用します。 6面体の外壁下地の構造用合板は、気密性や防音性を確保し、耐震性、耐風性を高めます。

3. 屋根下地・屋根工事

屋根の下地材となる野地板に雨水が侵入するのを防ぐための、

アスファルトルーフィングと呼ばれる防水シートを貼ります。 

水シートは幅が1m程なので少しずつ重ねながら施工します。雨漏りを防ぐための適切な重ね幅として(上下方向100㎜・水平方向200㎜・立ち上がり部300㎜)を確保します。

屋根の軒先や谷樋などに雨漏りを防ぐための板金を施工する工程に進みます。 防水シートの施工が完成すると、屋根材(アスファルトルーフィング、ガルバリウム鋼板、瓦)等を葺いていきます。

屋根裏や外壁の換気に必要な棟換気の部材の取付けを行います。 

低い位置にある軒先の給気口から入った冷たい空気が小屋裏で暖められることにより、屋根の一番高い場所に設けた排気口から暖められた空気と共に湿気が排出される」という大切な役割を担っています。

  中間検査・電気位置の現場確認会

屋根工事を一つの区切りとして、工事途中の段階で、第三者機関が中間検査を実施します。この検査は建物の構造の安全をチェックする仕組みになっています。

4. 電気工事(第1種換気システム)

スイッチやコンセント、照明位置、TV、LAN、電話線、外部コンセントまで配線や配管をつなぐ工事です。

図面と見比べながら、スイッチの高さや配置場所に差異がないかを確認します。

全熱第1種換気装置をとりつけます。 住宅の熱損失の30%は、換気によるロスだと言われています。 熱交換換気は屋外に排出する汚れた空気から熱を回収し、新鮮な外気を室温に近づけてから室内に給気します。熱交換率90%ということは、換気による熱損失が30%から3%となり、冷暖房費を大幅に削減することが可能にできるのです。

5. 外壁下地・外壁工事

通気土台水切りを取り付け、外壁の構造用合板の上に、透湿防水シートをタッカーで横張りします。通気のために18㎜厚の縦方向の胴縁を施工します。 サイディング本体の横張り縦張りによって胴縁の向きが変わります。 胴縁にサイディングを貼り付けます。 漆喰・塗り壁の場合は、下地にモルタルを塗り、下塗り・上塗りの後、防水性を持たせるために撥水性のコーティング剤を塗ります。

6. 断熱工事(防湿シート)

外周の断熱材は、高性能グラスウール アクリアウール16Kg 140mmを使用します。 

最上階の天井の断熱材は、高性能グラスウール アクリアウール16Kg 280mmを使用します。 

階中にロックウール50mmを使用します。

断熱材を施工後、天井、壁に防湿シート(0.2mm)をはっていきます。 

​外周のコンセント・スイッチには気密ボックスを仕様します。

7. 造作工事(階段・フロアー)等

壁、床、階段、廻り縁、巾木、窓枠、鴨居などの室内装飾の仕上げや下地を材料から組み立てる工事のことを言います。 こだわった階段の組み立てや、床材を一枚一枚施工していきます。

9. 造作工事(枠・棚・ボード)等

木や合板等を用いて内装仕上げ工事の下地を作ったり、押入れやクローゼットの内部を造ったり、額縁や廻り縁等の化粧材を加工して取り付けていく工事になります。

10. 塗装工事

自然の植物油と植物ワックスからできた自然塗料

(オスモカラー)を塗ります。

​DIYで壁や室内ドア等を塗装してみることも家づくりの

楽しみのひとつです。

11. 壁仕上げ

お好みの柄や色の壁紙(クロス)を張り分けたり、

自然素材の漆喰やペンキ仕上げ(ドライウォール)

によっては室内の空気間もさまざまです。

12. 設備工事

キッチン(IH、ガスコンロ、フード)、洗面所、お風呂を

組み立てていきます。

13. タイル工事

タイルは耐火・耐水に優れており、長期間メンテナンスが不要ですので、維持・管理がしやすです。

内装・外装・床・エクステリアなど、それぞれに適したタイルが採用されます

14. 左官工事

基礎のまわりの仕上げ工事を行います。 コンクリートに

​仕上げ材のモルタルを塗り綺麗にしあげます。

15. 美掃・照明器具取り付け工事

​清掃後、照明器具を取り付けていきます。

16. 完了検査・完成

建築工事が終わると、完了検査があります。 確認申請と同じように施工されているのかを確認する検査です。 

​検査に合格すると検査済書が発行されます。

あなたの家づくりのこと、お気軽にご相談下さい。

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